仮面高血圧(かめんこうけつあつ)とは、
診察室で
医師に測定した血圧値は正常血圧であるのに、家庭や職場で自分で測定した血圧値が
高血圧となる場合をいう。診察室や
病院では正常血圧とされるために本当の高血圧がマスクされるという意味で、
仮面(をかぶった)高血圧」という。英語ではmasked hypertensionと呼ばれる。
白衣高血圧とは正反対の状態である。
仮面高血圧は、高血圧の指摘を受けたことがない未治療の人でみられる場合と、高血圧治療を受けているが
降圧薬の持続が短いために生じる場合とがある。前者は、職場で
ストレスの多い中では高血圧となっているのに、健康診断ではストレスから解放されて正常血圧となってしまう、いわゆる職場高血圧がこれに属する。また
睡眠中の血圧が下降せず高いまま早朝まで持続する、ノン・デイッパーとよばれる人たちもこれに属する。ノン・デイッパーは
睡眠時無呼吸症候群の人に多いとされる。