当初、
環境設計学科、工業設計学科、画像設計学科、音響設計学科の四学科であったが、
1997年に芸術情報設計学科が加わった。ユニークな学部を持つ大学だったので、
九州という立地にもかかわらず全国から学生が集まっている。一方、地元の人はその存在を知らない人が多く、大学名を言っても専門学校等と一緒にされがちである。
芸工大の業務は九大に引き継がれ統合後も学生は芸工大生の身分のまま授業を受けていた。しかし
2004年度以降施行される「国立大学法人法」により、国立大学は法人化され、一法人が二つ以上の大学を持つことは許されなくなった。そのため芸工大が法律上消滅し、芸工大生と名乗っていた在学生の学籍問題が表面化した。協議された結果、「九州芸術工科大学」自体は法律上なくなるものの、
2001年度以降に九州芸術工科大学に入学した学生は、そのまま九州芸術工科大学の学生である事を名乗ることとなった。文部科学省は九大卒と芸工大卒のどちらを用いてもよいという見解をとっているが、該当学生が入学した当時施行されていた「国立学校設置法」に配慮した結論だと考えられる。卒業証明書や、公的文書も九大総長の名において、「九州芸術工科大学卒業」が保証されているが、実体のない大学に在学して学会活動や就職活動をし、かつ卒業するという煩雑な仕組みに、学生は戸惑っている。なお同様のケースとしては、
筑波大学と
図書館情報大学の例があるが、こちらは筑波大学の所属扱いである。