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「リンゴ」||痩せ-master.com [05/24update]

リンゴ wikipedia|無料辞書

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袋掛けをしないで成熟させるサンフジ
着色促進用の反射シートが敷かれた農場
リンゴ(林檎、苹果、学名:Malus pumila)は、バラ科リンゴ属の落葉高木樹。また、その果実のこと。植物学ではセイヨウリンゴと呼ぶ。

◆ 植物学上の特徴
原産地はカザフスタン南部、キルギスタンタジキスタン中国新疆ウイグル自治区など中央アジアの山岳地帯、カフカスから西アジアにかけての寒冷地だといわれている。現在、日本で栽培されているものは、明治時代以降に導入されたもの。病害抵抗性、食味、収量などの点から品種改良が加えられ、現在7500以上の品種が栽培されている。亜寒帯、亜熱帯及び温帯で栽培可能だが、暑さに弱いため熱帯での栽培は難しい。
リンゴの木は落葉高木で晩春頃に白い5弁花が開花する。リンゴの果実は直径約3 - 15cm、重さ約35 - 1000gで、色は赤や緑色をしており、熟すると状の分泌物に覆われる。

◆ 栽培法と品種

◇ 栽培法
リンゴに限らず商品価値の高い果実を収穫するためには、開花直前から開花時期に優位な花を残す「花摘み」、結実後30日程度を目安に実を間引く「摘果」作業が必要。
リンゴには果実に袋をかける有袋栽培とかけない無袋栽培がある。無袋の方が日光が多くあたり糖度も上がるが、ふじ等の一部の品種は果実の色を鮮やかにし商品価値を上げるため有袋栽培を行う。また、有袋栽培には貯蔵性が向上する効果もあり、さび防止のためには遮光度の弱いを使用し、着色向上のためには遮光度の強い新聞紙や二重袋などを使用する。名称の頭に「サン」が付くリンゴは無袋で栽培されたことを示し 見栄えは悪いが甘く美味しいリンゴが収穫される。着色には太陽光が大きな役割を果たすため、果実の日当たりをよくするため摘葉および玉まわし(着色ぐあいを均一にするため、樹上の果実を回転させること)、太陽光を反射させるためのシートの敷設などが行われる(参考画像参照)。なお、これらの作業は農家にとって大きな負担となるため、近年では着色促進剤が使われることもあるが、着色系と呼ぶ色付きの優れた選抜亜種への更新も行われる。省作業になる「葉とらずリンゴ」は摘葉を行わない。樹形は矮性が主流となっている。近年は、花粉を媒介する昆虫の減少から、人手による人工授粉も広く行われている。

◇ 樹形と台木
日本にリンゴ栽培が伝えられた頃と同様な伝統的な樹形で栽培する場合、台木マルバカイドウが用いられる。矮性栽培法は、1975年頃より普及が始まった樹高を低くし矮性栽培を行う方法で、台木はM26、M9、JM7等を使用する[外部リンク] 低樹高栽培農林水産研究成果ライブラリー [外部リンク] M.26 わい性台木利用リンゴ樹における生産構造と光環境に及ぼす栽植密度の影響農林水産省北海道農業試験場。矮性栽培により、生産者の肉体的負担の軽減や農薬散布の機械化に大きく貢献した。

◇ 主な品種
2008年現在、登録品種は 163種[外部リンク] 登録品種情報農水省 多くの有名品種は誕生年が古く、品種登録されていない。
;ふじ
「ふじ」は日本で最も一般的に栽培される品種で、海外にもさかんに輸出され、名前も日本同様「Fuji」の名で親しまれている。中国・北アメリカ・オーストラリアなどでの栽培も多く、世界的にも最も生産量の多い品種であることが2001年に米国人学者達による調査によって確認された。袋で日光を十分に浴びさせて栽培したものは「サンふじ」の名で出荷される(「サンふじ」はJA全農長野の登録商標) [外部リンク] JA全農長野 信州農産物 。早い時期に市場に出回る早生(わせ)ふじは同じ糖度の果実であっても甘みや酸味にばらつきがあり、見た目はふじの様ではあるが、ふじらしい食味がないことがあるので注意が必要である。